小さいフェスをやる意味。
何年も前、一年に一回ワンマンライブをするのが当たり前になり、
年に二回ワンマンライブをするのが当たり前になり、
ワンマンライブ
が何かわかんない方に説明すると、、
ライブ会場(ライブハウス)を貸し切って 単独でライブをすることです。
普段のライブハウスの営業は 1日に何組か同じ日にライブを入れる
ブッキングライブ
と呼ばれるもので ほとんどの日が成り立っているのですが、 ワンマンライブは
単独で貸切
するので、会場費も、人件費も まあまあかかります。
単純に チケットを 1人(1組)で 売り切り、ライブハウスに お金を払い、会場日より多く売れた分が 自分の ギャラになるというもの。です。
僕の場合 ソロなので、バンドで演奏したい!ってときは バンドメンバーのギャラ、スタジオ代、スタッフのギャラ等々で まあまあのお金を使います。
ワンマンライブをして 結果 お金がマイナスだったことも 何回かありました。
ワンマンライブを終えて 家に着き、カップラーメンを食べたことが 3回くらいあります。
華やかさとはかけ離れて 決して逃れられない現実も常に目の前にあったことを今でも覚えています。
その頃は、
ワンマンライブをすること。
と
どんどん会場を大きくしていくこと。
に意味があると本当に思っていて、無理して、無茶してワンマンライブを"こなし"、会場をどんどん大きくして行った時に
大きくなる会場と逆に 僕自身の心はとても小さく、なっていったのを覚えています。
あれから 6年、今 やっている 熊フェスというイベントの会場は
40名で満員
の会場で行なっています。
お客さんは隣の人とめちゃ近くて、僕らが歌うステージと客席の近さは 教壇の教師と最前の生徒くらい近いっす。
いま、この近さがすごく楽しいんです。
遠くて 見えなくて、届かなくて 触れられない存在にずーっとなりたくて そんな風にアーティストを目指していましたけど、
今は、この近さで伝えられる精一杯を歌いたいなと思います。
熊フェス、最高に楽しいですよ。
それは、僕が今までで一番 毎日を楽しんでいる事が大切だと思っています。
本日は熊フェス1のライブ映像の中から、10年前に作ったこの歌を届けます。
チケットは残り
【 】枚です。
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