僕らは何が出来るんだろう。

東京に出てきてどのくらい経った?

久しぶりに会った同級生達との会話のはじまり。


ここ最近は 同級生達と会う度に話すことは、地元のこと。

北海道のこと。七飯町のこと。大沼のこと。


最近 よく話すのは 僕らが生まれ育った町、大沼での夏祭りに開催されようとしている 

大沼スカイランタン プロジェクト


のこと。



僕らは小さい頃から ずっと この夏祭りにはみんな集まって屋台に行ったり、灯篭を流しを見たり、タレントショーを見たり、花火大会を見ていた。


僕は 二人組みのユニットで ステージで歌わせてもらったりしていた。


その湖水祭りと呼ばれているお祭りで 町おこしの一環として クラウドファンディングが行われると知った。

100年以上に渡り、ここ七飯町では、「大沼湖水まつり」という夏の大沼を代表する「追悼」をテーマとした伝統行事​が開催されています。人々が想いを込めて一つ一つ灯籠を流す姿は、想像を超えた幻想的な空間で、「大沼」という地域の魅力が活かされた情景に心を打たれる人が多くいます。

※【100年以上続く伝統の祭りで、スカイランタン200個を浮かばせたい!】 抜粋。



東京にいる僕らは 会う度に話題に上がった。

まさか地元でクラウドファンディングが立ち上がるとは。

俺らは何ができるんだろうな。

僕らは僕らなりにできる事あるよな。



そしてクラウドファンディングのリターンは 同級生の両親の農産物や特産品だと知った。



3日前 クラウドファンディング達成のメールが来た。



夏の夜に、花火と、打ち上げられるスカイランタンの幻想的な光を想像しただけで 泣けてくる。


ふるさとに思いを馳せる、僕らはあの頃からなんにも変わっちゃいない。